勝ち組投資家は、一部の売買で利益の大半を稼ぎ出します。
一部の売買とは、全体の売買の5〜10%という投資家もいれば、15%という投資家もいます。
ここで問題です。
下記の状況になったとき、あなたはどのような行動にでますか?
「銘柄Aで含み益、銘柄Bで含み損」
1.銘柄Aを利益確定し、銘柄Bは保持したまま様子をみる。
2.銘柄Aを保持する、または買い増しをし、銘柄Bは早々に損切る。
ほとんどの投資家が"1"を選ぶのですね。
頭では、"2"でも実際にそうした状況におかれたときの精神状態になってみると、たいてい"1"の行動をとってしまうのです。
その結果、
「銘柄Aはその後も上昇し、銘柄Bは下落を続ける」
そんな、ケースが多いようです。
こうした行動は、人間の心理が目先の小さな利益にとらわれがちであることからきています。
人間は、「将来の大きな利益の可能性よりも目先の確実な利益に入る小さな利益を選択する」のです。
また、勝ち組投資家は、一部の売買で大半の利益を生むので、勝率にこだわりません。
極端な例として、10回の売買で、10万円の損が9回あったとしても、200万円の利益が1回あれば、それは勝ち組なのです。
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