ココでは通貨ごとの特徴をみてみましょう。
通貨ごとにそれぞれ値動きの特徴や、金利差があり、目指す戦略によって選ぶ通過も違ってきます。
主要通貨は、米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、英ポンド(GBP)、オーストラリアドル(AZD)、ニュージーランドドル(NZD)、カナダドル(CAD)、スイスフラン(CHF)です。これらは、たいていどの取引会社でも扱っており、取引がが可能です。
その中でも、やっぱりメインは、米ドル(UDS)でしょうか。注目度NO1で、為替ニュースやアナリストレポート等で取り上げられることが多く、情報量に関しては、問題ありません。ただ、値動きの特徴として、要人発言や、世界情勢によって影響されやすく、値動きがいったりきたりと予想しづらいという声もあります。
米ドル USD
世界一の取引量があり、国際的な決済通貨。政策金利は5.25%と主要国の中でも高金利です。
各国が準備外貨として保有する現在の基軸通貨。企業でも個人でも国際間取引で広く使用されているため、米ドルの価値の変動は、世界中の為替レートに影響を及ぼす。
予測材料も豊富で、一般的に為替手数料も安いので、ビギナーにお勧め。
新聞・TV・インターネット等で簡単に情報が手に入れられます。
情報量が多い取引会社はここ
→[外貨ex]
→外為どっとコム
基軸通貨とは⇒国際的な決済に広く使用されていて、国の対外支払いの準備として保有され、
中心的・支配的な地位を占めている通貨
ユーロ EUR
米ドルについで、取引量が多い。12カ国(※)統一通貨であり、第2の機軸通貨としての存在感大。
欧米間は、貿易不均衡がほとんどなく、ユーロ米ドル相場は金利差できまりやすい。
ユーロを主力で投資しようとすると、「スワップ金利」ではなく「為替差益」で儲けることを目的として戦略を立てるのがよいと思います。そうした場合、FX取引の会社は、取引コストの低い会社が望ましいですね。
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→手数料ゼロの為替取引FX-REAL
→GMOインターネット証券
EU⇒欧州連合は現在25ヶ国が加盟しています。
今後東欧諸国の加盟も予定されており、ますます拡大しっていく予定です。
この欧州連合は、「1つの欧州」を最終的には実現させようとしています。
今は、25ヶ国それぞれの間にある、国境や関税。
それらを取り払う。欧州全体が1つの国であるかのような巨大経済圏を創り出そうとしています。
英ポンド GBP
政策金利は4.75%と、ヨーロッパ通貨を代表とする高金利通過。
値動きが激しいため、短期勝負向き。
米ドルとは逆相関関係にあり、またユーロとは動きが連動することが多い。
高金利つうかであるため、低金利の日本円やスイスフランでお金を借りてきて英ポンドで運用する方法も?!
現在(2007年1月)、歴史的なポンド高の状況です。
短期勝負向きであるため、これも取引コストの安い会社を選ぶべきです。
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オーストラリアドル AZD
海外旅行の代表といえるべきオーストラリア。私事ですが、3年前の社員旅行でオーストラリア旅行があったのですが、友人の結婚式と重なってしまい断念した思い出があります。なので、まだ1度もいったことがありません。話はそれまくってますが、自分の投資する国を旅行してみるのも一層愛着がわいていいかもしれませんね。
というわけで、本題です。
オーストラリアドルは、高金利通貨の優等生。金利は6%と高いです。
また資源国通貨としての側面もあります。
鉛では世界生産第1位、鉄鉱石・金は3位、銅は4位の生産国なんです。
なので、オーストラリアドルはこれらの価格に連動しやすいので、商品市況の相場変動にも目を配ると良いかもしれません。
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このオーストラリアドルの心配点なんですが、まずは、ニュージーランドドルと連動しやすいので、NZドルとの連れ安が懸念されます。
また、オーストラリアは、外国からの資金流入を促し、資金不足を外貨で補うために、金利を高くしてきました。よって、将来金利が下がるようなことがあれば、一気に外国の資金の一斉引き上げということにもなりかねません。よって、今後の金利水準動向には注意が必要です。
ニュージーランドドル NZD
ニュージーランドドルの特徴のひとつに、豪ドルとの類似通貨ということが上げられます。
NZもオーストラリア同様資源国なので、資源高や中東情勢をめぐる地政学的リスクなどは、NZドルが買われる材料となります。
そしてなんといっても、7.25%というかなり高い金利。高金利通貨としてかなり人気です。
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